トリュフチョコとは?
トリュフチョコは、1895年にイタリアに隣接したフランス南東部のサヴォア地方のパティシエによって作られたのが始まりとされ、直径3cmほどの球形に丸めたガナッシュをクーベルチュールチョコレートでコーティングし、粉砂糖やココアパウダー、クラッシュドナッツをまぶしたチョコ菓子のことを言います。
通常、中には滑らかなチョコレートガナッシュが入り、外側はココアパウダー、ナッツ、またはチョコレートでコーティングされています。トリュフチョコは、高級感と美味しさが融合した一口サイズの極上スイーツとして知られています。
現在ではアメリカントリュフ、ヨーロピアントリュフ、スイストリュフの3種が主流となっており、これらに加えて生トリュフなども登場しています。
トリュフチョコが有名になったのは何故?
トリュフチョコが世界的に有名になったのは、1902年にフランス人のアントワンデュフールショコラティエが創業したチョコレートショップ『プレスタ』で取り扱われてからです。プレスタでは現在もオリジナルレシピの『ナポレオン三世のトリュフ』として販売されています。
トリュフチョコの名前の由来は?
トリュフチョコの名前は、フランス語の「truffe(トリュフ)」に由来しています。この名前は、チョコレートの形状が世界3大珍味である、地中で発見される高級なキノコのトリュフに似ている事から由来しています。
その独特な香りや贅沢なイメージから、チョコレートにトリュフの名前が冠されたのです。なお、トリュフと言えばココアパウダーをまぶしているものを想像する方も多いかと思いますが、これは、土から掘り出したトリュフの様子を表しているとも言われています。
ちなみにこのトリュフ自体の意味は『西洋松露(せいようしょうろ)』の事を言い、特に料理の材料として、フランス料理のソース類の香りづけや、卵料理、鶏料理などに重宝されています。
トリュフチョコにキノコのトリュフは入ってるの?
残念ながら、通常のトリュフチョコには本物のキノコのトリュフは含まれていません。名前の由来にもかかわらず、トリュフチョコはチョコレートを基にした贅沢なお菓子であり、キノコのトリュフは使用されません。
そのため、トリュフチョコを食べる際には、チョコレートとしての美味しさを楽しむことが期待されます。ただここ数年では、実際に世界3大珍味であるキノコのトリュフをガナッシュに練りこんで提供しているお店も出てきています。
実際にキノコのトリュフが入ったチョコレート
先ほどご紹介したように、現在では実際に世界三大珍味のトリュフを使ったチョコレートも販売されています。その一部をご紹介させて頂きます。
・世界のチーズ専門店『オーダーチーズ』・・・【メゾン ド ラ トリュフ】 トリュフ入りプラリネショコラ
・ウルバーニ社(販売店:Amazon)・・・白/黒トリュフチョコレート
トリュフとはチョコレート菓子の事?
いいえ、トリュフはチョコレート菓子の一種ですが、元々はキノコの一種であるトリュフを指す言葉です。チョコレートトリュフは、その名前にキノコのトリュフを冠したチョコレート菓子であり、外観や形状が地中のトリュフに似せられています。
トリュフチョコレートが有名なチョコブランドは?
世界中にはトリュフチョコレートで有名な多くのチョコレートブランドがあります。有名なブランド、日本でなじみ深い商品を紹介します。
・リンツ「トリュフ&プラリネ」
・ゴディバ「レジェンデール トリュフ」
・マセズ「プレーントリュフ」
・モロゾフ「トリュフボールチョコレート」
・ルタオ「ロイヤルモンターニュ」
・春華堂「カカオの雫 white」
・神戸フランツ「神戸苺トリュフ」
・伊藤久右衛門「宇治抹茶いちごチョコレートトリュフ お茶苺さん」
・グランプラス「プチバロン トリュフボール」
・バルベロ「トリュフチョコレート」
・サティ―「シャポーショコラ」
・デジレー「チョコレート トリュフ」
・ロリアン「トリュフショコラ」
コンパーテスのトリュフは高級感あふれる香り豊かなチョコレート
コンパーテスで販売しているトリュフチョコレートは、ベルギー産のチョコレートをふんだんに使った高級感あふれる個性的なトリュフ。味と視覚で楽しめる15種類のデザインとフレーバーで幅広い年齢層から支持されています。国内ではここだけしか販売のないコンパーテストリュフ、自分へのご褒美、サプライズギフトに是非ご検討ください。